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エンタープライズ WAN におけるトップツーボトムの成功
Feb 18, 2019

マルチクラウドは世界を一変させ、現在のデータ センター内で非常に大きな影響を及ぼしているだけでなく、データ センター間のネットワーク形態を変えつつあります。マルチクラウドへの移行を支持し続けた 2018 年、ジュニパーネットワークスは、Contrail Enterprise Multicloud と Contrail SD-WAN ソリューションへの需要が急増していくのを目の当たりにしました。業界で自動化とオーバーレイ(SD-WAN)に注目が集まっても、基盤となるネットワーク(エンタープライズ WAN)は見逃されがちです。ジュニパーはこれまでも、プライベート ネットワークや専用回線全体に対応するエンタープライズ WAN ソリューションを提供し、SD-WAN の基盤となるネットワークの拡張性と信頼性、セキュリティの強化を実現してきました。

 

本日、ジュニパーは従来のフレームワークを拡張した、エンタープライズ WAN の 5 段階の移行プロセスを公開しました。この中で、マルチクラウドのメリットを活かしながら、エンタープライズ ネットワークのルーティングとセキュリティを進化させる方法についても説明しています。では、SD-WAN について触れながら、WAN バックボーン、DCI(データセンターの相互接続)、パブリック クラウド、インターネット ピアリングの 4 つの重要なエリアで、ジュニパーネットワークスのソリューションを活用しながら、お客様がエンタープライズ WAN のセキュリティの強化と自動化をどのように行っているかについて見ていきましょう。

 

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企業のルーティング環境

 

ジュニパーのお客様は次のように話しています。

 

- 「小売業界全体は絶えず進化しています。そして Tractor Supply の進化はネットワークから始まります。ジュニパーネットワークスのソリューションを使用して、ネットワークのバックボーンを大幅に強化することができました。運用プロセスを効率化し、拠点全体ですばやく連携することができるようになりました。ジュニパーのルーティング テクノロジはスイス アーミー ナイフのように汎用性が高いプラットフォームです。MX シリーズによって、当社が求めていたあらゆる機能が提供されました」

- Tractor Supply Company、ネットワーク アーキテクト、レイモンド・ボードイン氏

 

-           「東京、大阪、横浜のデータセンター間とインターネット接続を担う MX480 は、驚くべき安定性を誇っています」と和久利氏は話しています。「インターネット側では、50 万ルート以上ある BGP テーブルを処理していますが、何のトラブルもありません」

- 株式会社リコー デジタル推進本部、セキュリティ/ネットワーク担当コーポレート シニア アーキテクト、和久利 智丈氏

 

-        

- ポーツマス市は、スマートシティの基盤インフラストラクチャを実現するため、デジタル変革を実施しようとしています。ジュニパーネットワークスとのパートナーシップのもと、マルチクラウド WAN のセキュリティの強化と自動化を進めることにより、制約のない成長が可能になるほか、モビリティを向上させ、オープンなデータ インフラストラクチャを構築するという目標も達成できます。ジュニパーのソリューションを活用することで、仮想化時代に向けて、ネットワーク、コミュニティー、地域を安全に接続することができます。

  • ポーツマス市、CIO、ダニエル・ジョーンズ氏

 

 

ジュニパーが提供するトップツーボトムのエンタープライズ マルチクラウド ルーティング

 

企業がパブリック クラウドや独自のデータセンター ソリューションを急いで導入すると、そのソリューションが移行の妨げとなることがあります。マルチクラウドはジュニパーのエンタープライズ戦略にしっかりと組み込まれています。ジュニパーが目指しているのは、オーバーレイとアンダーレイ、つまりトップツーボトムでネットワークを最適化し、セキュリティを強化することによって、クラウド間でワークロードを自由に移動できるようにすることです。オーバーレイとアンダーレイは、データ センター分野ではよく理解されています。しかし WAN の分野では、新たなマルチクラウド時代へ向けたアンダーレイの検討や最適化はまだ進んでいません。また、必要性が十分に理解されているとは言えません。

 

まずは WAN アンダーレイや転送の基盤から見てみましょう。WAN ルーティング テクノロジやビジョンの面でジュニパーの強みとなっているのは、NorthStar と MX10003、MX204、QFX10000、PTX などのルーティングやスイッチングを使用した SDN ベースのトラフィック エンジニアリングを活用することで、キャンパスやデータセンター、パブリック クラウドへ直接接続するスーパー ハイウェイの接続に向けて企業を支援できることです。

 

WAN オーバーレイ上には、当面の難しい課題の解決に向けて、NFV、uCPE、SD-Branch に対応する Contrail SD-WAN を構築しました。ジュニパーは現在、拡張性と汎用性に優れたセキュアな SD-WAN ソリューションを提供しています。一方、この分野の他のベンダーが支社のセキュリティや、LAN オーケストレーションを提供しようとすると、アーキテクチャの見直しが必要になります。オープンな標準をベースにしたジュニパーのソリューションが最も優れている点は、アンダーレイで使用される WAN バックボーンのルーティングにも、従来のマルチベンダーで構成されたルーティングにも、シームレスに対応できることです。

 

ジュニパーのポートフォリオは、WAN バックボーンやほかのアンダーレイ ルーティングのユース ケースに対応する必要がある企業に適しています。また、SD-WAN の制御機能を求めているのであれば、どの規模の企業にも役立ちます。ジュニパーは、一部の SD-WAN ベンダーとは異なり、トップツーボトムで WAN ソリューションに対応しています。さらに、WAN オーバーレイ ソリューションで DCI(データセンターの相互接続)に対応するには、強固な SDN オーバーレイ制御機能が必要になります。

 

マルチクラウド DCI の新機能

 

スケールアウト型スイッチング アーキテクチャ上で動的にソフトウェア制御を行い、ワークロードのオーケストレーション システムに接続する最初の主なユース ケースとなったのは、データセンター内で SDN を使用することでした。DCI の他のユースケースは、アンダーレイのセキュリティ強化に関連しています。例えば、インターネット上での IPSEC の使用、ダーク ファイバー上での MACSEC の使用や DCI の簡素化などがあります。セキュリティを強化したアンダーレイ上では、EVPN により大規模なマルチテナンシーやワークロードのモビリティを実現できます。Contrail Enterprise Multicloud では、物理アンダーレイ ファブリック、仮想オーバーレイ、セキュリティの管理など、データセンターにトップツーボトムで対応できます。また、さまざまなワークロード オーケストレーション システムと接続できます。

 

ジュニパーは WAN 内のデータセンター間で SDN へのスムーズな移行を支援するため、Contrail Enterprise Multicloud を拡張し、標準ベースの EVPN-VXLAN タイプ 5 を使用してオーバーレイを制御できるようにしました。L3 DCI をオーケストレーションするソリューションはすでにリリースされており、ジュニパーの MX および QFX シリーズ デバイスに対応しています。

 

基本的に新しい DCI 機能はデータセンター内で使用する Contrail Enterprise Multicloud ソリューションを補完するものになります。また、企業のエンドツーエンドにも、トップツーボトムにも SDN オーケストレーションを展開できるようになります。

 

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企業の能力は認識を超える

 

どの規模の企業でも、マルチベンダーで構成されたマルチクラウドの実現に向けて移行を計画する必要があります。変化を避けて通ることはできませんが、ネットワークの総入れ替えを回避することはできます。そのため、ジュニパーは 5 段階のエンタープライズ WAN の移行プロセスをまとめ、セキュアで自動化されたマルチクラウドを実現できるようにしました。

 

SD-WAN、DCI、マルチクラウド転送ルーティング、SDN の最適化に向けて、企業はマルチクラウド ルーティングや WAN を強化しています。ジュニパーネットワークスが提供する構成要素とオープンな標準への取り組みにより、企業は今後の進化に対応可能なアーキテクチャを構築し、成長にもスムーズに対応できるようになります。

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