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Kubernetesに対応した「Jukeバージョン2.2」のご紹介
Jul 19, 2019

ジュニパーネットワークスは、2018年12月にマルチクラウドのコンテナ製品「Juke」を提供するHTBASEを買収しました。その後半年にわたり、当社は革新的なマルチクラウドコンテナプラットフォームの強化に取り組んできました。本日発表したJukeバージョン2.2は、Kubernetesやコンテナストレージインタフェース(CSI)を統合し、新たにスナップショット機能とスケジューラー機能を搭載しました。

 

ジュニパーネットワークスのセキュアで自動化されたマルチクラウドへの移行を簡素化するというビジョンにおいて、Jukeのストレージ機能は当社のContrailポートフォリオを補完することとなります。

 

Contrailは、ネットワークおよびセキュアなプライベートクラウドのIaaSスタックに、ソフトウェア定義(Software-Defined)の抽象化された制御と自動化されたワークフローをもたらします。他のSDNとは異なり、ContrailはJukeと同様に、あらゆるプライベートクラウドまたはパブリッククラウド上のクラスタ内およびクラスタ間において、コンテナネットワークインタフェース(CNI)、Ingress、ロードバランシング、マイクロセグメンテーションを提供し、Kubernetesネットワーキングとセキュリティを改善・拡張します。

 

JukeとContrailは個別に使用できますが、組み合わせて利用することでさらなるベネフィットが得られます。クラウドの選択肢を広げるため、Contrailはシームレスなマルチクラウドのポリシーと可視化を提供し、一方Jukeはアプリケーションが場所を問わずデータにアクセスし、クラスター間を移動できるよう、マルチクラウドストレージを解放します。

 

Jukeの機能

 

Jukeのログインページ

 

Login Blog 1.gif

 

AWSやGCPといったクラウドのリソースとオンプレミスをシームレスにつなぎ、レイテンシを認識し、自動化されたソフトウェア定義のファイルシステムを想像してみてください。これこそ、Jukeが実現できることです。Jukeは開発者がストレージの複雑な詳細や変数を管理することなく、ステートフルなマルチクラウドアプリケーションの作成に専念できるよう支援します。また、ストレージ管理を容易にすることで、インフラ担当者やオペレーション担当者のユーザー体感を向上させます。

 

Jukeはシンプルなブロックデバイスとしてコンテナに提供され、永続的なストレージとして機能するとともに、DevOpsにおけるOps部分の複雑性を自動化します。そのため、開発者は効率的にアプリケーションの開発に専念できるようになります。また、アーキテクト、管理者、SREがJukeの管理する演算リソースとストレージリソースのポリシーを設定すると、ITポリシーの属性(パフォーマンス、プロキシミティ、コスト、信頼性、GDPRなど)に沿ってリソースが配分されます。

 

Jukeを活用することで、開発者は演算リソースとストレージリソースをオンデマンドで迅速かつ容易に利用できるうえ、コストやパフォーマンスのほか、企業ポリシーへの準拠やアーキテクチャの目標に沿っていることを確認できます。

 

Jukeバージョン2.2の新機能

 

Jukeバージョン2.2では、下記の点が改善されました。

  • ボリュームスナップショットやクローン管理で、信頼性の向上とモビリティを実現
  • Jukeのインストールを簡素化させ、開発者の生産性向上を加速化
  • Kubernetesクラスタが、演算ノードとストレージノードをスケールアウトさせるので、クラウドや拠点にまたがったり、単一クラスタの可用性ゾーンにローカルで留まったりすることが可能

 

これらの機能、またKubernetes向けにコアストレージオブジェクトを管理する機能は、Jukeのユーザーインタフェースから利用できます。Kubernetesの統合により、Kubernetesの単一クラスタがオンプレミスと複数のクラウドにわたって稼働できるようになったため、管理者はリソースを最適化しながら、下記のような新たなユースケースへの展開が可能になります。

  • エッジコンピューティングやプロキシミティの変化に対応するマルチクラウドリソースアクセスの自動化:ユーザーの移動に応じて、ワークロードがストレージアクセスを変更
  • 日中と夜間で変化する使用パターンに対応したマルチクラウドの自動裁定:例えば、コスト削減にはオンプレミスのリソースを使用し、また消費が急増した際にはクラウドのリソースを活用
  • マルチクラウド全体にわたるパフォーマンスやコストの最適化:リソースコストに応じて、プライベート・クラウドとパブリック・クラウド間でワークロードを移動

 

Kubernetes1クラスター、異なるクラウドからのノード)

 

K8s Demo JUKE1.gif

 

所定のクラウドやリージョンでの制約を認識し、ワークロードを他のクラウドにシフトさせてバランスをとれるようにするとともに、オンデマンドで拡大・縮小するマルチクラウドアプリケーションを想像してみてください。Jukeは、アプリケーションを書き直すことなくそれを実現できます。

 

Jukeの詳細はこちらをご覧ください。

Juke 2.2のライブWebセミナー(英語)へは、こちらからご登録ください。

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